織田きもの専門学校では授業の一環として、一般社団法人 配財プロジェクト協力のもと、廃材を活用した万華鏡づくりに参加しました。
配財プロジェクトは『地域産業の「廃材」を「配財」にかえ新たなビジネスモデルを創造するプロジェクト』をコンセプトに立ち上げられた団体です。
今回のワークショップは、”ものの見方を変える体験”をテーマに、SDGsに関する講義と万華鏡づくりの2部構成で行われました。
講義では、SDGsが生まれた背景や掲げる17の目標について共有し、普段学生たちが触れているファッションときものがどう関われるかを考察しました。
万華鏡づくりでは、墨田区の町工場で出た廃材や学校の授業中に出たゴミなどを活用して製作。
できあがった万華鏡の景色をスクリーンに映して作品を発表しました。
学生たちの感想の一部を紹介します。
「自分が着なくなった服は友人にあげたり、リサイクルに出したりして、また新しく着てくれる人の手に渡るようにしたい」
「大量生産や大量廃棄に問題意識を持って、使えなくなったものでも他の使い道がないか探してみたい」
「海外からの輸入に頼らず、国内生産・国内消費の割合を高められるといいのに」
学生たちにとって環境問題を身近に考える貴重な機会となりました。
きもの専門学校として貢献できる到達目標がないか今後も模索していきます。