キャンパスレポート
2025年12月 絹の歴史に触れる一日!世界遺産・富岡製糸場へ!
11月28日、織田きもの専門学校の学生が群馬県へ研修旅行に出かけました。

学年の垣根を越えて一緒に過ごす機会は貴重なため、朝からわくわくした様子。バスでの移動中は、会話やお菓子を楽しみながら、学生同士が自然と交流を深める時間となりました。


最初に訪れたのは富岡製糸場。世界遺産にも登録されており、きものづくりには欠かせない「絹」の歴史を学べる場所です。授業でも絹や養蚕業について学んでいますが、現地で話を聞いたことで、当時働いていた工女たちの暮らしや思いを知り、より一層理解が深まりました。


富岡製糸場は政府によって運営されていたため、工女たちは入浴施設や医療機関を無料で使えており、当時としては恵まれた環境で働いていたそう。「当時の工女たちは賃金を衣類やアクセサリーに浪費していた」というエピソードには、「いつの時代も変わらないね」と親しみを感じる学生もいました。


その後は原田農園へ移動し、昼食とお買い物を楽しみました。お土産コーナーにはりんごジュースやりんごのお菓子がずらりと並び、学生たちの買い物袋は“りんごづくし”に。
名産の「ぐんま名月」や「ふじ」をその場で味わえるりんご狩りにも参加し、誰が一番おいしいりんごを見つけられるか楽しそうに競い合っていました。

最後はガトーフェスタハラダへ。入館するとできたてのラスクを貰うことができ、その味を楽しみながら工場見学をすることができます。廊下には地域限定品を含む多くの見本が並んでおり、学生たちは自分の地域の限定商品を探して楽しんでいました。

学びと楽しさがたっぷり詰まった今回の研修旅行。きものの背景にある歴史や文化を、深く感じられる一日となりました。
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