
キャンパスレポート
2025年5月 歌舞伎鑑賞&舞台裏見学!笑いあり、学びありの贅沢な1日でした!
5月30日に、織田きもの専門学校の1年生が歌舞伎鑑賞に行ってきました!場所は池袋にあるサンシャイン劇場!

演目は劇団前進座の『裏長屋騒動記』で、名作落語を元に山田洋次監督が書き下ろした喜劇です。なお、前進座は1931年(昭和6年)に創立された劇団で、歌舞伎だけでなく歴史劇や時代劇、児童向けお芝居など、多彩な公演を行っています。

『裏長屋騒動記』は世話物に分類される演目なので、初めて歌舞伎を観る学生にとって親しみやすい内容でした。笑いの起こる場面がたくさんあり、公演を観た学生は「いっぱい笑えて面白かった」「楽しく夢中で観られた」「また観に行きたい」と絶賛していました!
世話物…庶民の生活や感情などを題材に、江戸時代の町人社会を描いた演目。演技やセリフが日常会話に近く、現代人が観ても分かりやすい内容が多い。

公演の前に、出演者の玉浦有之祐さんが舞台裏を案内してくださいました!舞台のカツラを専門に扱う床山という職業の方や、衣装の縫製を行う和裁士の方とご対面。実際に活躍されている方々のお話を聞ける機会はとても貴重です。

身分や生活状況をカツラで表現しており、役の年齢によって髪色や毛量が異なるそうです。他にも、庶民の貧しさを表現する際は衣装の生地を破いたり、コーヒーに浸して汚れを作ったりするとのことです。表現に対するこだわりや仕事に向かう姿勢について、たっぷりとお話を伺うことができました!


舞台衣装関係の職業を希望する学生からは「この感動を忘れず夢に向かって努力を重ねていこうと思った」という声を聞くこともできました。歌舞伎を通してきものや日本文化に触れることができ、充実した1日になったと思います!
織田きもの専門学校を
オープンキャンパスで
体験しよう!

和小物作りや

着付に挑戦します!
- prevprev